免許あるけど自動車を持たない20代

運転免許を持っていることと、自動車を持っていることとは必ずしも連動しないようです。特に最近は20代の車離れが懸念されています。車社会であるのに車を持たないということはどういうことなのでしょうか。20代の自動車運転免許の所有率は過去の統計を見ても、特に落ち込んでいるという傾向は見えません。

移動手段としての車の重要性は落ちていないはずですが、そこには住む場所と、経済的な問題、若者の考え方の問題が関わっていると思われます。
例えば東京に住んでいれば交通機関を利用すれば生きていけます。駐車場の月額料金が自動車ローンと変わらないかそれ以上かかるようでは、車を所有するのは一部の裕福な人に限られてしまう事情も理解できます。
20年以上前の大学生や20代の若者は、バイトでガッチリ稼いで、冬はスキー、夏は海に、かっこいい車を見せびらかして女性をナンパするのがトレンドでした。高級車を持っている人も珍しくなかった時代です。ですが今は格好良さよりも、ローンを組んでまで買いたくない、維持費が安い軽自動車の方がまし、軽自動車すらいらない、といったように価値観が大きく変わっています。

右肩上がりの成長が見込めない時代に堅実な考えといえますが、東京などの都会以外では通用しない考えともいえます。地方で同じことを聞いたらちょっと違う答えが返ってくるものと思われます。

 

 

運転免許の取得と費用の問題

運転免許が車社会に必須であることは説明しましたが、悩ましい問題があります。それは免許取得の費用です。
一般に普通自動車運転免許の取得には二つの方法があります。一つは教習所に通学で通うこと。もう一つは合宿免許とよばれる短期集中(2~3週間)で免許を取得する方法です。前者は通勤通学の前後に予約を取って通いながら講習を受けていくもの、後者はホテルなどの宿泊施設に泊まって毎日決められたカリキュラムをこなして一気に取得を目指します。

前者はどうしても30万円近くの費用が掛かり、後者は時期にもよりますが、格安でそれでも20万円前後はかかってしまいます。
ローンも利用できますし、時期によってはキャンペーン価格などもあり、お安く利用することが出来ます。興味のある地域に申し込めば、教習所に通いながら空いた時間に観光も出来るのでおすすめです。

参考資料「全国の教習所情報が満載!|合宿免許ハンターで格安プランを検索、予約!

しかしそれでも20万円ほどの出費は重い負担です。学生だと実家からの仕送りとバイトでギリギリの生活ですし、給料が延びない中で社会人であっても免許取得のハードルは高いです。
それでも9割近い若者が今は免許を持っているのは、経済的に苦しくても、免許を取らないともっと苦しくなることを理解しているからです。
車社会である以上、自分で車を所有しなくとも仕事で使うことが多いので、社会人として生きていくために、どうしても免許は必要です。このことは今後もしばらくはきっと変わることはないでしょう。